習作
ブログを書いていない3年弱のあいだにいろんなことがあり、今、転職活動をしている in 僻地。
ブログを書いた後に人事異動があり、満員電車に揺られることはないが都会暮らしの楽しみを享受できて、人間関係も良好、給料も悪くない…みたいな生活を1年半くらいした。
良好な環境下にいると人間保守的になるもの。転職が頭をよぎりつつも、「今より良い条件の仕事なんてそうそうないよなあ」とぐだぐだ過ごしていた。
そんな楽しい日々が続くわけないだろうけど、まじめに働いてはいるし、すぐに悪化もしないだろうとのんきに構えていた。
しかしながら、そんな慢心が良くなかったのか。いきなり僻地に飛ばされることに。
田舎暮らしはつらい。そもそも田舎が苦手で東京本社の会社にいるようなところもあったし。
転勤を巡るごたごたとか恨みぶしとか今暮らしている地域の良くない点とかネガティブなことはいくらでも書けるけど、書いたところでどうにもならない。
そんなこんな転職活動。苦労するのは職務経歴書と志望動機である。
現職はマイナー業種の事務なので、いかんせん他業種の人間に響くような実績がない。
よしなしごとを書いて表現力を鍛えたいとおもう。
フジファブリック
2週連続でフジファブリックさんのライブに行ってきました。
怠惰な性格が災いして、チケットもろくすっぽ抑えていない状況でしたが、幸いチケットを譲ってくださる方がいらっしゃり、見に行くことができました。
中野は当日まで行くつもりはなかったのですが、Zepp公演がすばらしかったのと、こうやって中野に行けるのも今だけだなと思い、ツイッターで探して入場しました。我ながら思い切ったことをしたと思います。
リリースツアーなので新しいアルバムの曲中心なのですが、新しい曲たちは各メンバーの持ち味がいかんなく詰め込まれていてどの曲もすばらしいなと。
SUPER!!で金澤さんと山総さんが並んでギター弾くところは何度見てもよいし、泣きそうになりますね。
Splash!!、久しぶりに聴きましたが、本当山総さん歌上達したなと。安定感がすごい。
欲を言うとLINE LIVEの放送も観たかった。
フジを知った当初はオリジナルメンバーが志村くんしかいないということもあって、「志村くんのバンド」って印象だったし、彼が抜けたらそれで終わりなのだなという気持ちが漠然とありました。だから、あんなことがあってもバンドが続いているのは本当信じられないし、年々進化していく姿も励みになります。
短気は損気
今週は傷つくことが多かった。
その中でも、偶然自分の悪口を言ってるのを聞いてしまうというのはこたえた。
しかも、きもいとかくさいとかそういう系の。
詳しいことを全部聞いたわけではないので具体的に何が相手の気分を害したのかよくわからなかったのでもやもやしている。
わきがとか口臭とかだったらどうしよう。
悪口を一方的に聞かされていた人から謝罪を受け、私に非がないと言ってもらえたのが救い。それって優しい嘘なのかもしれないけど、聞こえた限り、悪口に同調したりしてなかったので信じたい。
悪口を言っていた相手とは、仕事で接さなくてはならず、その対応が難しいよなぁとぐるぐる考えていた。またそいつが私の目から見ると無能アンド高圧的な対応をしてくるウーマンなのでそれはそれで頭が痛かった。
とにかくそんなことを考えて心ここにあらず状態だったので、家を出るときに髪を巻くアイロンの電源を落とし忘れたような気がした。おかげで駅から自宅まで戻る羽目に。
短気は損気というけど、たしかにつまらんことで動揺してると思わぬ損失があるな。
靴下だいじ
「今年、買ってよかった物」
今年遭遇した災難のひとつに、通っていたスポーツクラブで恥ずかしい皮膚病をうつされたというのがある。
靴擦れで皮膚が傷ついていたところに菌が入ったらしく、それはもう表現するのもおぞましい状況であった。
もう治ったので、匿名とはいえ公衆に事実を晒してる訳だが、もし治らなければ墓場まで秘密を持っていくつもりだった。そのくらい恥ずかしいアンドグロテスク。
そんなんこんな皮膚科の先生にすすめられたのが五本指ソックス。
病院のすぐ近くにユニクロがあり、足カバーというのかパンプスの中に履くタイプのものを購入。
これがとてもよかった。
宿命なのかもしれないが足カバーはよく脱げる。「脱げない」という謳い文句のものを数多試し、履き方を工夫してみたものの、その努力はむなしいものであった。藁にもすがる思いで靴下専門店で買った1足700円くらいのものが履いて5分で靴の中でくちゃくちゃになってたときはやり場のない怒りにかられたものだ。
しかし、五本指足カバーは違った。まったく脱げない。足指にしっかりはまっているのがよいのだろう。
あとたぶん指部分の長さが日本人仕様なのだとおもう。実は昔、五本指タイプの靴下を買ったことがあったのだが、なぜかすぐずれてしまった。ユニクロのにはそれがない。
あとなんともいえない心地よさがある。足汗が吸収されてるというのか?
完治し、冬になった今もタイツの下にそっと履いている。
ナイロンの薄い生地だと足が心許なかったが、適度に温かく心地よい。冷え性の人にもよさそう。
惜しむらくは夏限定商品だったらしくユニクロにもうそれが置いていないということだ。
破れないよう大切に履いて来夏まで持つようにしたい。来年も売られますように。
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辞める決断
スポーツクラブの退会手続きを取った。
小さな頃から何かをすっぱり辞めたり拒んだりことに罪悪感があった。続けるのが善、辞めるのは悪みたいな。
おかげで悪のジャッジを下せないまま自然消滅していくことが多かった。
具体的なエピソードを描こうとするも、多すぎるし、何より心の傷をえぐってくるのでその辺は割愛いたしたい。
大人になってからも退職カードを突きつけられず、人間関係においても相手から拒まれるのをおそれ(拒むのも怖いが拒まれるのもこわい)、ぐだぐだといろんなものを失っていく日々であった。
そんな私であるが引越しとか契約更新とか物理的な理由なくスポーツクラブの退会手続きをとった。
今は完治したが水虫をうつされ夏の間5本指靴下生活を余儀なくされたり、欲しいものがあり出費がかさむ中、決定的に辞めたいと思うようなトラブルが起きたのだ。
水虫の件がなければ続けたかもしれないが、地を這うようなモチベーションではそれもかなわなかった。
手続きをしてくれた人たちはみな一様に親切で心が痛んだが、あっけなく手続きは進んでいった。
何かにすっぱりと「NO」を突きつけることはこわい。「NO
」を突きつけられるのがこわいからだ。
大事なのはいったん「NO」をつきつけても、必要に応じて違和感なく修復ができることだと思う。
その正論が頭をちらつきつつも、臆病な自分は拒むことや辞めることを恐れて生きている。
レベルが低い話だが、決断をした自分を今夜はほめておこうと思う。
タイミングの悪さ(映画漫画「セトウツミ」感想・ネタバレなし)
もう1か月近く前になりますが、映画を見に行きました。
予告編で気になってはいたものの、本編が75分と短く迫力の大画面で見る内容でもない(延々男子高校生が川べりでしゃべる)気がしてしまい、二の足を踏んでしまってまして。
ちょうど用事の空き時間に見に行けることが判明し行ったのですが、その甲斐ある作品でした。
全8話のショートストーリーで、特に大事件が起きるわけではないのですが、各話に伏線があってそれをうまいこと回収しているのがいいなと。
あと、車が通ったり、人が通ったりしていてそのへんの演出が細かいです。
最初はクールなメガネボーイだった内海くんの間の悪さがだんだん露呈して行くのがよかった(瀬戸くんの誕生日を祝うくだりとか)
まんまと はまってしまい、原作コミックを買いそろえてしまいました。
内海役の池松さん(なんと26歳!)は、「海よりもまだ深く」とかクリープハイプのPVとかに出ていてなんとなく知ってましたが、高校生の役を演じていてびっくりでしたね。
原作の内海よりももっさりしてたけど、なかなかいい感じでした。
現役の高校生だと、見ていて違和感あるのかもしれませんが。
あと樫村さんを演じていた中条あやみさんの透明感がすごかった。
原作だと樫村さんはお寺の子感がそこまでないので、それはそれで良かったのかなと。
原作は人間関係にさらなる奥行きがあり、複雑なパワーバランスが描かれているのでおすすめですよ。
行列のできる…
上京してつらかったのはどこもかしこも人であふれていることだ。
田舎育ちのせいか、好きなものが若干マイナー気味なものが多かったせいか、行列に並ぶ経験をあまりしてこなかった。
ロハスなイベントも、ちょっと副都心から離れたこじゃれたカフェも、ショッピングモールのトイレも人でごった返している。
友達に某少年漫画のグッズ収集に命をかけてる人がいる。彼女はグッズのためなら首都圏の朝早い始発列車に乗ることも厭わず、徹夜も辞さないらしい。しかし買えるのは9時とか10時とかそのくらいの普通の時間だそうな。話を聞いているだけで眠気がくる。
そういえば、オールナイトのイベントの帰りに缶バッジ等を一面につけた鞄で朝早い列車に乗り込む女性をみかけた。二次元恐るべし。
とはいえ、行列に並ぶのは二次元愛好家ばかりではないらしい。
職場の人がスポーツクラブのエアロビ的なものに通っているらしいのだが、それも休日・人気のインストラクターだと3時間くらい並ぶそうな。
それだけで健康を害しそうじゃないのか…と思うが、そういうものらしい。
趣味がなくて困っているが、できれば行列に並ばない趣味をもちたい。
そういう私は趣味に対する姿勢があまちゃんなのかもしれない。