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まぶしい日々

さえない人間が感じたこと

適材適所

職場にえらく仕事ができないおっさんがいる。

「仕事ができない」ってすごい上から目線の表現だなとおもうのだけど、そんなこと気にしている場合じゃないくらい「できない」のだ。

おっさんはもともと小さな事業所のトップだったのだけどトラブル(詳細不明)を起こしたらしく、私のいる大所帯の部署に引き取られることとなった。

一応係長という体だが、やってることは我々平社員と同じである。

仕事の内容はデスクワーク。申込書をもとに書類を作成(起案)、それを部署にいる年数の長い社員が点検し、上司にはかり上司が決裁というもの。

おっさんは起案係で、私は点検係。

 

おっさんの駄目な点は以下のとおり。

・締切までに仕事を終わらせられない。昼休みもデスクに弁当を広げて作業し、誰よりも遅くまで残っているらしいにもかかわらず。仕事を割り振られているのかというとそうでもない、平均的な作業量だと思われる。

・調べることができず、すぐ質問をしてくる。荒っぽい言い方をすればggrks。

・過去の経験から推測できることも、すぐ質問をしてくる。少しは応用をきかせてほしい。

・作成した書類を確認すればわかることをいちいち口頭で報告してきて、これでいいのか念押ししてくる。

・口頭での説明時、要点や結論になかなかたどり着かない。

新卒の新人であれば辛抱強くかつはっきりと教えられるが、相手は給料倍はもらっているであろうおっさんである*1内心失望もするし、接するときに立場上遠慮もしてしまう。

 

とはいえ、一番つらいのはおっさん本人であろう。

仕事は格下の社員に手伝ってもらってやっとこなし、年下格下の社員から注意を受け内心呆れられている状況。とはいえ、妻を養っていかなくてはならず、仕事はやめられない…

自分が同じ立場だったら…。想像するだけでつらい。

私自身、学生時代体育がおそろしくできなかったので、「できない」ことに対する歯痒さは痛いほどわかる。

 

小さな事務所とはいえ、トップまで昇進はしていたのだし、おっさんにも輝ける場所はあるはずだ。

人事にははやくおっさんを適当なところに配置してもらいたいし、おっさんにはその秘めたポテンシャルをどうにか発揮してもらいたい。

*1:うちの部署は残業申請もきっちりしているし、残業代もきちんと支給される。