まぶしい日々

さえない人間が感じたこと

靴下だいじ

「今年、買ってよかった物」


今年遭遇した災難のひとつに、通っていたスポーツクラブで恥ずかしい皮膚病をうつされたというのがある。

靴擦れで皮膚が傷ついていたところに菌が入ったらしく、それはもう表現するのもおぞましい状況であった。

もう治ったので、匿名とはいえ公衆に事実を晒してる訳だが、もし治らなければ墓場まで秘密を持っていくつもりだった。そのくらい恥ずかしいアンドグロテスク。

そんなんこんな皮膚科の先生にすすめられたのが五本指ソックス。

病院のすぐ近くにユニクロがあり、足カバーというのかパンプスの中に履くタイプのものを購入。

これがとてもよかった。

宿命なのかもしれないが足カバーはよく脱げる。「脱げない」という謳い文句のものを数多試し、履き方を工夫してみたものの、その努力はむなしいものであった。藁にもすがる思いで靴下専門店で買った1足700円くらいのものが履いて5分で靴の中でくちゃくちゃになってたときはやり場のない怒りにかられたものだ。

しかし、五本指足カバーは違った。まったく脱げない。足指にしっかりはまっているのがよいのだろう。

あとたぶん指部分の長さが日本人仕様なのだとおもう。実は昔、五本指タイプの靴下を買ったことがあったのだが、なぜかすぐずれてしまった。ユニクロのにはそれがない。

あとなんともいえない心地よさがある。足汗が吸収されてるというのか?

完治し、冬になった今もタイツの下にそっと履いている。

ナイロンの薄い生地だと足が心許なかったが、適度に温かく心地よい。冷え性の人にもよさそう。

惜しむらくは夏限定商品だったらしくユニクロにもうそれが置いていないということだ。

破れないよう大切に履いて来夏まで持つようにしたい。来年も売られますように。