清瀬に行った話
是枝裕和展が清瀬の郷土博物館で開かれると知り、行ってみました。
隣の秋津には何度か行ったことがありましたが、清瀬に降り立ったのははじめて。
駅構内には秋津にあるおいしいと評判のパン屋さん*1が入っていたり、スタバがあったりと他の駅にはないアーバンでおしゃれな感じが漂ってました。
と思ったけど、甘かった。
徒歩2分くらいであたりは畑に。
畑。畑。はたけ…
東京都とは思えないのどかさ。
郷土博物館じたいも住宅地の一角にあって、本当にあるのか疑わしかったのですが
きちんとあった。
展示は本当にすばらしかったです。
・是枝監督の過去の作品について
・最新作「海よりもまだ深く」について
・作品の舞台となった旭が丘団地について
がうまいこと掘り下げられていて、広くないスペースにもかかわらず大変見ごたえがありましたよ。
役者さんが作品内で着用していた衣装も展示されていて、真木よう子さんのものがださかったです。映画の中ではみじんもそんなこと感じさせなかったので、「やっぱり服は着ている人間次第でどうにでもなるのだな」と身も蓋もないことに気付かされました。
近所の人たちと思しきご老人がたくさんいらっしゃっていて、しかも世間話をしている者だから、なかなかにぎやかな感じでしたよ。作品が作品だけにあじわい深さを感じましたが、違う作品だったらうるさいと思ったかもしれないですね。
帰りは郷土博物館側と逆のほうを散策。
写真は無いのですが、駅前にあるOKストアという雑多な感じのスーパーがめちゃくちゃ安かったです*2
パン屋も多いし、サンリオグッズの豊富なお店もあるし、スーパーも北口南口両方にあるので住みやすそうだなと思いました。
家賃も23区内や中央線沿線に比べたらべらぼうに安いですし。
でも駅の入り口にエスカレーターがついてないのはちょっと難かな。
<おまけ>見てるぞ。*3